私たちのカトリック桂教会

王であるキリスト聖堂 　 　　　　　　　　 聖堂内の十字架と、カトリック桂教会聖堂の全景 　　　　　カトリック桂教会は、京都の西、阪急桂駅から南西５分のところにあります。ごらんのような斬新 　　　　なデザインの聖堂を有しています。この聖堂は著名な建築家であるジョージ・ナカシマという日系ア 　　　　メリカ人の設計によるものです。彼は単に外観だけをデザインするのではなく、それにふさわしい内 　　　　装や、そこに置かれる調度品も含めてトータルな設計を行いました。内装はごらんのような和洋折衷 　　　　様式で、その中に精悍でシンプルな木製の調度が収められています。 ジョージ・ナカシマについて ジョージ・ナカシマ・ウッドワーカーズ　−レガシーを未来につなぐ 季刊誌 approach 2023冬号（竹中工務店発行）の特集記事　この中に桂教会聖堂も紹介されている ジョージ・ナカシマと桂教会聖堂のページへ（写真と聖堂解説） 献堂当時の桂教会の写真（甘粕哲氏提供） 祈り巡り京の教会７（毎日新聞　2020.7.20.） 　　 聖　堂　の　内　部　風　景 　 　　　　　2006年夏、当教会のＫ氏が、ジョージ・ナカシマの本拠地であったニューホープを訪れ、ジョージ 　　　　・ナカシマのご子息に会われたそうです。献堂当時の桂教会の写真がアルバムに残されていました。 　　　　ご覧のように、当時の十字架は、現在のものよりもさらに高かったのです（木製の十字架でした）。 　　　　また、数種類の設計構想図も残されており、現在とは異なるデザインをジョージ・ナカシマが持って 　　　　いたことがわかりました。 　 　　 建設当初の桂教会聖堂 DOCOMOMO Japan 日本におけるモダン・ムーブメントの建築 113　に認定 京を彩る建物や庭園に認定（京都市） 　 　　　　 　　　　　　　　　　カトリック桂教会は、王であるキリストに捧げられた教会です。 　　　　　　　　　　左の写真は、教会の庭にある「王であるキリスト像」です。 　　　　　　　　　　右の絵は、桂教会のＫさんが描いた「王であるキリスト像」のスケッチです。 　　　　　　　　　　この教会は、戦後にできた教会です。 　　　　　　　　　　先輩信徒たちが築き上げ、守り育ててきた教会を、 　　　　　　　　　　これから先も引き継いで新しい形へと発展させていかなければならないのです… 桂　教　会　の　ス　ナ　ッ　プ 　 カトリック桂教会の新しいホール 　　　　　平成１１年１１月に、私たちの教会に新しいホールが竣工されました。 　　　　　新しい教会のあり方として、共同宣教司牧という形が導入され、 　　　　　従来教会に付属していた＜司祭館＞という概念も変わってきました。 　　　　　老朽化していた、司祭館及びホールを建て替えようという動きがあったのですが、 　　　　　地域に開かれた教会の核となる施設として、 　　　　　また、共同宣教司牧に属する教会や、＜京丹ブロック＞の拠点として、 　　　　　新しいホールと、簡易宿泊設備だけを備えた司祭執務室が新しくできあがりました。 新ホールを東側から見る これまでの東側からの景観 赤い屋根の司祭館の替わりに上記建物が建てられます 新ホールを北側から見る 　　　　　私たちの聖堂は、すでにごらんの通り三角形を基調とした斬新なデザインです。上から見れば菱形の 　　　　建物です。新しいホールは、三角形の斜めの線を活かしながら、屋根は逆に曲線を使用し、新しい調和 　　　　と美しさを追究しています。 　　　　　そしてホールや事務室部分を、上記の目的に添って活用できるよう、様々な空間を確保しています。 　　　　　１９９９年１１月２１日、新しいホールが竣工しました！！ 　 　　 　 　　 新しいホールと聖堂の景観　　　　　　　　　　　　旧司祭館 　 　 　　　　このような聖堂とマッチするホールになったと思います。 　　　　　　　　緑化はこれから、ホールを活用する取り組みもこれからです。 　　　　　　　　　　　　ここから、新しい桂教会のいぶきが始まることを願ってやみません。