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世の中に「苦しいときの神だのみ」という言葉があります。苦しい
ときだけでなく、とてもよいことがあったとき、すがすがしい朝を
迎えたとき、愛している人のことを大切にしたいとき、大自然の風
景を目の当たりにしたとき、親しい人がこの世を去ったときなど、
私達の心の中には、何かしら「祈り」のような気持ちが生じるもの
だと思います。
このような気持ちは、諸宗教の壁を越えて、あるいは宗教の有無を
越えて、人類共通のものだと思います。
私達に与えられた、命・身体・毎日の糧・自然の恵みなどは、当た
り前のこととして受け止めているかも知れませんが、どなたがお造
りになり、どなたから与えられたのでしょうか。
私達キリスト者は、これら全てを「神からの恵み」と受け止めます。
だからこそ私達は、困ったときに祈ります。今ここにいること、健
康であること、幸せであることを神に感謝して祈ります。
また、これほどの恵みを受けたにもかかわらず、神を忘れたり、自
分勝手に振舞ったりしたことを思い出して、神におわびして祈りま
す。
そして、祈ることは、謙虚な気持ちで「神にお願いする」ことだと
考えます。悩みごとや心配なことを、神の御心にゆだねます。
神はどこにでもおられる方ですから、祈る場所はいつでもどこでも
いいのです。
もし、神に何を祈ればいいのかわからないのなら、このようなことを参考にしてください。
しかし、祈りに基準はありません。人生の折節での様々な場面で、祈らずにはおられないと感じる感覚や、
その先におられる神のことに心を回してみましょう。
それが祈りなのです。
祈ることによって、きっと心の安らぎを見出すことができるでしょう。
１ どなたでも、教会へお来しください ２ 初めて教会に来られたら ４ イエス・キリストと、十字架のこと
５ いちばん大切な祈りである「ミサ」 ６ 「ミサ」の中で用いられるもの ７ 聖書について
８ 平和を祈る ９ キリストの愛を学ぶには
１０ 桂教会の沿革と、「王であるキリスト」聖堂について
１１ 桂教会ご案内
カトリック桂教会が大切にしていること
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